身体まめ知識 その2 ~二日酔い~

酔っ払い

お酒を飲んだあと、約20%のアルコールは胃の中で吸収され、
残りは腸内でゆっくりと吸収されます。

 

さらに肝臓まで送り出され、
肝臓ではアルコールを分解してアセトアルデヒドを作り、
その後さらに無毒の酢酸と水に酸化分解します。

 

しかし、
肝臓は一時間に54ccのアルコールしか処理できないので、
これよりも多いと血液中のアルコール量が増加し、
大脳を主とする各臓器に害を与えます。

また、アセトアルデヒドは毒性が非常に強く
その毒性により引き起こされる症状が二日酔いといわれて
います。

冷や水を多く飲むことは二日酔いを治す基本原則です。

 

水は血液中のアルデヒドの濃度を薄め、
尿とともに体外へ排出させることができます
ちなみに「迎え酒」ですが
これは全く根拠のないことで、
単にアルコールで不快感を麻痺させるだけであり、
肉体への負担が大きいためご注意を・・・