症例 【ぎっくり腰】

症例 【ぎっくり腰】
M.K様: 女性 50歳  職業:主婦
問診検査 ・洗濯物を取ろうとした時に腰に激痛が走り二日間動けず寝たきりになってしまった。
・発生時よりは痛みは引いてきたが、日常の動作で度々痛みが付き纏い生活に支障をきたしている。
・腰を背屈(反る)したり、物を取ろうと前屈みになると、激痛が走る。
検査 ※どの様な姿勢、体勢で痛みが発生するか動作テストを実施
・痛みの強さは、反る姿勢>前屈み姿勢と診断する。
・反り腰姿勢が見受けられる。
カルテより 【初回 8/28】
≪施術≫急用腰痛(ぎっくり腰)施術を実施。腰痛防止・緩和対策として腰痛エクササイズを指導
≪術後≫再び動作テストを実施すると痛みが発生した反り、前屈み姿勢での痛みが軽減された【2回目 9/1】初回時より腰の痛みは大幅に軽減しているが、まだ腰部に多少の違和感がある。
≪施術≫初回同様腰部中心に上半身に施術

【3回目 9/3】腰の痛み、違和感は殆ど感じなくなった。動作テストで腰を反ると軽度の痛みが発生
≪施術≫腰部に発生しているトリガーポイント、関節緩和調整後、全身の緊張状態を軽減する施術する

【4回目 9/10】腰に痛みは感じられない
≪施術≫腰部に発生しているトリガーポイント、関節緩和調整後、、腕周り調整を実施
≪術後≫動作テストを実施。痛みが発生する動作が見受けられないと判断し、今回で腰痛治療を完了した

コメント ぎっくり腰は重いものを持とうとしたときに起きやすいのですが、何気ない日常生活をしている時でも発生します。M.K様のケースは洗濯機から洗濯物を取り 出そうとした瞬間に痛めましたが、咳、くしゃみ、朝起きようと体を起こした瞬間などは要注意です。ぎっくり腰の施術は適切な方法で行う見極が必要なので、 ただマッサージをすれば改善するものではありませんので、まずは専門機関に相談しましょう。