症例:一週間続く脈打つような頭痛

一週間前から毎日こめかみに脈を打つよな感じで頭痛がある

■ A・T様: 男性 36歳  職業:会社員   症例報告集に戻る 

問診検査

<問診>

一週間前から毎日こめかみ付近を中心に頭痛がある。特に右側がひどい。内科、眼科と検査をするが異常が見当たらず、痛み止めの薬を処方される。最初の2,3日は痛み止めも効いていたが、ここ最近は効いたり効かなかったりする。

<検査>

頭を下に向ける、左に首をかしげる、左を向く動作で右のこめかみに症状が出る。左肩と比べると右首から肩にかけて筋肉の緊張がかなり強くなっている。

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カルテより

<初回>

右肩からこめかみにかけて筋肉の緊張と頭痛の症状が出ているため、肩、首回りの施術をおこなう。施術後肩の筋肉にゆるみはじめ、筋膜がほどける。頭に出来ているトリガーポイントをリリースしながら、頭痛調整をおこなう。施術中にも徐々に頭痛も軽減している様子。だいぶ軽くなったようなので体操指導と生活習慣の改善アドバイスを行い初回は終了する。

<二回目>

二日後に来院。頭痛薬は飲んでいるが、今現在頭痛は出ていない。気管支があまり調子が良くないとのことで、頭痛調整に加え気管支の調整も行う。

<三回目>

初回から一週間後来院。薬を飲まなくても頭痛が出なくなったとご報告をいただく。風邪で少し咳込んだことによる軽い腰痛が出た様子なので、頭痛、肩こり調整に加え腰痛の施術も行う。一週間後、仕事と通常の私生活をしてもらいご来院いただくようお話しする。

<四回目>

一週間後。頭痛、肩こり、腰痛共に症状は全くないと喜びの声をいただく。

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コメント

今回、Aさんの頭痛は長時間のデスクワーク、運動不足による肩こりや首回りの張りからトリガーポイントをつくり頭痛に発展した、筋収縮性頭痛といわれるものです。病院などで検査を受けても異常がでない7割方がこの筋収縮性頭痛といわれるものです。長く放置しておくと慢性的になりますので早めの処置をしておくことが大切です。 担当  東



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