症例:慢性化した首・肩のこり

数ヶ月前から首と肩のこりが酷く、時には頭痛も併発して仕事に支障をきたしている。

■ K・T様: 男性 53歳  職業:会社員   症例報告集に戻る 

問診検査

≪問診≫

・仕事がデスクワーク主体で前傾姿勢が多く、仕事途中から首と肩のこりを感じて集中できない。

・顔を上に向け辛い(上を向けない)。

≪検査≫

頸椎の動作テストを実施

・頸椎(首)を前に倒すと首の後ろに痛み。

・頸椎(首)を左右回旋すると左肩に痛みがあり、且つ右を向きにくい状態。左は90°(真横を)向けるが右は75°~80°しか(真横を)向けない。

・背中にも常時こりや張りを感じている状態。

 

 


カルテより

≪施術初日≫

・頸椎(首)と肩を中心に痛みを取り除く施術(トリガーポイント療法)を実施。

併せて頸部に隣接している肩甲骨周りの筋肉も硬結していた為、弛緩させる施術も実施した。

※施術後、再び動作テストを実施。肩こり・肩甲骨付近のこりや不快感は術前より半減したが、依然としてこりの症状は残っている。

仕事中や家でセルフケアが出来る0-100体操を毎日実施して頂く様に指導した。この体操を実施して頂く事で、症状の緩和が期待出来る。

≪2回目(3日後)≫

・術前に動作テストを前回と同じ内容で実施。⇒前回と比べ、こりや不快感が大幅に軽減している。右を向きにくかった状態も左を向く時と大差ないレベルまで向ける様になっている。

・筋肉を弛緩させる為に前回同様引き続きトリガーポイント療法を実施。

≪3回目(4日後)≫

・平時の不快感や痛みが大幅に減少したが、週後半になるとこりを感じた。

・引き続きトリガーポイント療法を実施。

・仕事中に筋肉が硬結しにくいストレッチを指導。

≪4~6回目≫

・ストレッチの効果が見られ、仕事中に首・肩のこりや不快感を感じる事が激減した模様。

・仕事中に首・肩の疲労を蓄積されない姿勢を心がける様になり姿勢矯正(慣れない姿勢)による疲労も感じなくなった。

・経過観察の結果、再び酷いこりや不快感を感じなくなった為、改善施術から今後再発しない為のメンテナンス施術へと切り替える事に。

 


コメント

永年悩まれていた酷いこりや不快感から解放されたという事を仰っていただき、改善施術に携われて良かったと思います。

今後は二度と酷い状態に戻らぬように、一手間はかかりますが積極的に身体を動かして頂き、今の姿勢とワークスタイルがスタンダード且つ自然であるように尽力して頂ければ、この先は杞憂となると思います(*^-^*)



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