首と背中が痛くて眠れない
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S様:
女性
50歳
職業:アロママッサージ店経営 症例報告集に戻る
問診検査
≪問診≫
・職業柄前傾姿勢が多く、身体を捻る事も多い。
・かなりの力を要する。
・首が左右共に回旋しづらい。
≪検査≫
頸椎の動作テストを実施
・頸椎(首)を前屈(頭を跨げる)すると痛み。
・頸椎(首)を左右回旋すると痛み。
・頸椎(首)を右に傾けると左肩に痛み。
背中は常時痛みがある状態
カルテより
≪初回施術≫
・頸椎を中心に痛みを取り除く施術(トリガーポイント療法)を実施。
併せて頸部に隣接している肩周り、肩甲骨周りの筋肉も硬結していた為、弛緩させる施術も実施した。
※施術後、再び動作テストを実施。術前の痛みはかなり緩和されたが、未だ首周りの痛みが少し残っている。
長年の前傾姿勢で筋肉に過度の負担が掛かっている事で、硬結し線維化している為に痛みを取り除く事に一朝一夕とは行かず、継続的に治療が必要である旨をS様に説明した。
≪2回目≫
・3日後に来院。動作テストで頸椎(首)の痛みをチェック。初回に痛みが発生した前屈での痛みは大幅に緩和されているが、少し痛みが残っている模様。
・初回同様トリガーポイント療法を実施。併せて上半身の筋肉の緊張を取り除く施術も行う。
≪3回目≫
・前回から4日後に来院。動作テストを実施。⇒動作テストでの痛みの発生は見受けられず。
・仕上げのトリガーポイント療法を施し、今回をもって治療を終了。
仕事上、腕、肩周りの力を使い筋肉疲労を起こしやすい為、以後身体のメンテナスで来院されるようお伝えする。
コメント
Sさんのお仕事は腕、肩、背筋をかなりの割合で使うため、筋肉の過度な疲れからトリガーポイントを発生させてしまったことが原因でした。背骨の筋肉は背骨に沿って左右均等についており、どちらか片方の筋肉の使用頻度が高くなるとバランスが崩れ、背骨の歪みに繋がります。体力を使う仕事になると余計にバランスを崩しやすいので痛くなる前に、疲れたな、と思った時は早めに体のケアを心掛けましましょう!!
東
東
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